みやもと眼科のホームページは1996年6月19日開設されました。
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眼科の目薬がよくわかる
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みやもと眼科でつかう目薬の御説明 みやもと眼科 平成7年版
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●アトロピン(硫酸アトロピン) 非常に強い消炎剤です。 アトロピンの欠点・・・瞳が3週間以上広がりっぱなしとなりますので、そのあいだまぶしくなり近くが見えにくくなります。 手に付いた一滴でもこの効果が生じますので、取り扱いに気を付けてもらう必要があります。 |
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●ムコファジン 角膜栄養保護剤で、潤滑作用とともに、角膜の傷をなおしますす。 傷がついてゴロゴロしている状態を改善します。 また殆ど副作用がありませんので、長期間にわたり使うこともできます。 ●アイドロイチン(コンドロイチン硫酸) 乾燥をふせぐ、角膜保護剤です。保湿剤といった働きをするため、涙の少ない方や、コンタクトレンズの乾燥感を軽減するのにつかえます。 ●スコピゾル(アルファメチルセルロース) 強い角膜保護効果があり、長時間保水効果が続きます。 しかし粘りが強いし、乾燥すると白い粉が吹くことになります。 |
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●ジクロード(ジクロフェナクナトリウム) 白内障の手術のあとに使い術後の視力低下を予防します。 副作用がほとんどありませんありません。 |
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●ネオメドロール(メチルプレドニゾロン、硫酸フラジオマイシン)眼軟膏 消炎ステロイド剤と抗生物質を配合した軟膏です。 小さいお子さまの結膜炎の炎症症状を良くなおしてくれます。-ただし眼軟膏をいれると1時間ほどかすみます。どうぞ病院で軟膏の入れ方を習ってください。 ●エリスリット(エリスロマイシン)眼軟膏 抗生物質の眼軟膏です。 小学校入学前のお子さまに使い、結膜炎の原因菌によく効きます。 ●タリビッド眼軟膏 もっとも強力な抗生物質で、治りにくい結膜炎に使います。 |
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自分で回数を減らさないでください。目薬の量は、1滴で十分です。眼軟膏のつけかたは、スタッフがお教えします。お子さまがいやがるようなら無理強いをしないこと。ご相談下さい。 目薬の処方量・・・規則では1回に処方できる目薬は3本までです。遠方の方や、やむを得ない事情の方はご相談ください。 副作用・・・どのような薬にも副作用はあります。おかしいと思ったら無理に使わないでください。 |